「合わないな」と思う人との付き合い方
恋愛・出会いのコツ
更新:2022.08.24
作成:2021.07.20
悪い人ではないはずなのに、直感でなぜか「合わない人だな」と感じてしまったとき、どんな風に付き合っていけばいいのか悩んでしまいますよね。
本記事では、気が合わない人とのうまい付き合い方や対処法などをご紹介します。
誰にでも「合わない人」はいる
例えば、グラスに水が半分入っていたとして、それを「半分"しか"入っていない」と感じる人もいれば「半分"も"入っている」と感じる人もいます。同じものを見ているのに、まったく逆の捉え方をするのです。
このように物事の捉え方は人それぞれ異なりますが、人はその多くの物事において自分とは反対の感性を持っている人に出会ったとき、「この人とは合わないな…」と感じてしまうのです。
どんなに社交的でコミュニケーション能力が高い男性・女性でも、世の中には必ず感性が合わないと感じる人は存在します。ですから、友人や職場の同僚・親族などに対して「合わないなあ」と感じたからといって、自分を責める必要はありません。
相手と気が合わないと感じる瞬間
「この人とは合わない」と思う人に見られる特徴をいくつかご紹介します。
●価値観が異なり意見が合わない
価値観が合わない人とは会話が噛み合わない傾向があります。例えば、インドア派の人が「リフレッシュしたい」と言ったのに対して、アウトドア派の人が「そうだね。キャンプとか行きたい」と言ったとします。
家でゆっくり体を休めたい前者と、活動して気持ちをリフレッシュさせたい後者の「休む」に対する捉え方が違うので、うまく噛み合っていません。こういった些細な会話のすれ違いが積み重なっていくと「合わないな」と思う原因となります。
●性格やテンションが異なる
いつも通り話しているつもりなのに「早く帰りたいな」と感じたり、家に帰ってからやたら疲れを感じたりする場合も、その相手とは合っていないと言えます。自分と考え方が違うと無意識に相手に合わせてしまい、常に気を張って会話を成立させようと頭がフル回転している状態となります。その状態が続くと頭が疲れて「早く帰りたい」と感じる原因になるのです。
●会話のバランスが偏っている
片方が話してばかりで、もう片方が聞いてばかりになってしまうのも気が合っていない証拠でしょう。もちろん、聞いてばかり話してばかりでもお互いが心地よいのであれば問題ありません。
しかし、「聞いてばかりで疲れた」「相手が話さないから無理してずっと話しちゃった」というのであれば、コミュニケーションにおける相性があまり良くなく、相手に対して「合わないな」と苦手意識を持つことに繋がります。
●意見や考えが合わず否定されることが多い
会話の中で、何かと否定されることが多い場合も、その相手とは気が合っていないと感じてしまう可能性が高いでしょう。たくさん否定されるということは、相手と自分の価値観や考え方が違う部分が多いということ。
もちろん、すべての価値観が同じ人はそうそういませんが、些細なことでも否定されてしまう場合は合っていないと考えられます。
合わない人とのうまい付き合い方
合わない原因を理解した上で、接し方を工夫すればうまく付き合えるかもしれません。
●相手のことをよく知る
相手の価値観や考え方をよく知らないことが原因で、「合わない」と感じてしまっている可能性もあります。例えば考え方が正反対だとしても、相手をよく知って理解しようとする気持ちがあれば、相手の気持ちを想像でき、受け入れられるでしょう。
例えば、前述した会話のように「リフレッシュしたいね」と投げかけたときに、相手がアウトドア派と知らずに「キャンプに行こうか!」と言われたら、「何を言っているの?」と相手の思考が理解できず、嫌悪感を抱くことも。
しかし相手がアウトドア派であることを知っていれば、「あの人はアウトドア派だから、休日は外で遊んだ方がリフレッシュできるのか」と理解でき、相手の意見に納得もできるはずです。
●相手の価値観に合わせる
他人の価値観を変えるのは、自分の力だけでは何ともできず難しいことです。それと比べれば、自分自身の価値観を変える方が難易度は低いでしょう。そこで相手の感性に自分を合わせることで、相手との相性を高められます。例えば、相手がアウトドア派なら、あなたも一緒にアウトドアを楽しむようにするといいでしょう。
その相手と今後も付き合い続けたいのであれば、自分を変えるよう努力していくことで、相手と相性が合う人間に変われる可能性もゼロではありません。
●価値観が違うことを相手に理解してもらう
まったく正反対の価値観を持っていても、お互いに異なる価値観を尊重し合えれば関係はうまく成り立ちます。「君はそう思うかもしれないけど、自分はこう思う」と日頃から自分の考えを相手に伝えることで、相手があなたの考えを尊重して、考え方は違っても受け入れてくれる場合もあるでしょう。
ただし、自分とは違う価値観を受け入れられない人も少なくありません。自分を相手に合わせるよりも難易度の高い方法だと言えます。
合わない人とうまく付き合えなかった時の対処法
そんな「合わないな」と思う人と関わらなければいけない時には、まず周りを巻き込むようにしましょう。
うまく接することができない人以外にもう一人でも一緒にいてもらえれば、その人が潤滑油となって話をまとめてくれたり「○○さんがいるから大丈夫!」と心の支えとなってくれたりするはずです。
無理に自分一人で関わろうとするのではなく、周りの人の力を借りてうまく付き合っていくことをおすすめします。
なお良好な関係のためにと、合わない人に無理に自分の価値観や考えを合わせようとするのは、とても大変なことです。
もし、その合わない相手が会社の上司や親戚関係など、どうしても関係を断ち切れない相手でない場合には、そっと距離を取って付き合いをやめてしまうのも悪いことではありません。余計なストレスが除かれ、心がスッと楽になるはずです。
人間関係において無理することは、精神的なストレスを感じやすく負担になりやすいものです。関係性にもよりますが、「合わない!」と思った時には、関係を続けようと我慢をしたり頑張りすぎたりしないことも大事なことなのです。
まとめ
始めは「合わないな…」と思った相手でも、コミュニケーション方法を工夫することで上手に付き合っていくことも可能です。仕事関係の相手や友達、婚活で出会った人も含めて「気が合わない人がいて辛い」「合わない人ともうまく付き合っていきたい」とお悩みの方は、本記事を参考に自分なりのうまい付き合い方を見つけてくださいね。
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