専業主婦になりたい!専業主婦に向いているタイプと知っておきたいポイント
婚活のコツ
更新:2022.08.24
作成:2021.05.24
ここでは女性が専業主婦という生き方を希望する理由と、向いているタイプ、なる前に知っておきたいことを総まとめ。実際に専業主婦である女性が世間にどれくらいいるかも、合わせて解説していきます。
専業主婦になりたい女性と実際の専業主婦の割合
特に20代では53.2%が「非常にそう思う」「ややそう思う」と答えており、専業主婦への憧れが強いようです。
対して、厚生労働省と内閣府、総務省が出所の資料から導き出された1980~2019年にかけての「専業主婦世帯と共働き世帯の各世帯数」からも、興味深い数値が。
これによると1980年当時は約1,100万世帯あった専業主婦世帯が2019年時点で575万世帯に減少。共働き夫婦は約600万世帯から1245万世帯に増加していることが分かりました。
割合で示すと、全世帯のうち約31%の女性が実際に専業主婦となっている計算です。
女性が専業主婦になりたいと思う理由とは
●家事と仕事を両立させることに不安がある
共働き世帯では夫と妻が家事を分担しながらそれぞれ仕事もするのが理想的ですが、仕事をしながら家事もするのはなかなか大変なもの。そのうえで自分が仕事を辞め専業主婦になれば、妻は家事を夫は仕事をという役割分担ができるため、お互いの負担軽減につながりそうだと考えるのが、専業主婦を希望する女性に多い理由のひとつではないでしょうか。
●家族との時間を大切にしたい
近頃は夫も育休を取得すべきとの流れも見えますが、まだまだメインで子育てを担うのは産休・育休の取りやすい女性との風潮は強いものです。また産休・育休の期間中に子どもとの時間を過ごす中で、「家事や子育てを通じてもっと家族を支えたい」という気持ちが強まる女性も少なくないことでしょう。
夫婦ふたりのうちは共働き、子どもが生まれたら家事育児のために専業主婦へ、という道に進む女性も多そうですよね。
●専業主婦の母親の姿を見て育ったから
1980~1990年頃までは、まだ専業主婦世帯のほうが多い時代でした。よって、現在婚活している30代あたりの方々の中には、「母親=専業主婦」というイメージを持っている方が多い可能性も。学校から帰れば家に母親がいるという環境で育った世代の人なら、自然に「自分も結婚したら専業主婦になって家族の帰りを迎えたい」と考えるのも納得です。
専業主婦に向いている女性ってどんな人?
●家事が好き・得意
まずはなにより専業主婦に向く女性かどうかは、家事スキルの有無によって大きく左右されます。専業主婦になるということは、外で働く夫に変わって妻として家事を受け持つことになるからです。洗濯に掃除、毎日の食事作りなどさまざまな家事を楽しめる人にこそ、専業主婦は向いているといえます。
●ひとりの時間を楽しめる
専業主婦は家の中で過ごす時間が多くなりがち。もちろん友人とのランチなど予定が入る日もあるでしょうが、予定がなければ1日家の中で過ごすことも珍しくありません。家事の合間の空き時間は趣味の時間にするなど、ひとりの時間を有効に使える人は専業主婦としても楽しい毎日を過ごせることでしょう。
●お金の管理がきっちりできる
専業主婦は、家庭内での仕事のひとつとして家計管理を任されることも多いもの。パートナーが高年収の方でない限り、毎月の収入から食費に光熱費・家賃などもろもろの生活費をやりくりし、その上で少しでも出費を抑えることを求められるかもしれません。そのため節約のためにいろいろ工夫することを楽しめる方、コツコツと家計簿をつけられるような方にも、専業主婦は向いていそうですね。
専業主婦を希望する婚活女性が知っておくべきこと
つまり男性の10人に1人しか女性に専業主婦を求める人がいないため、はじめから専業主婦を前提に結婚相手を探してしまうと、理想的な独身男性と出会える確率は下がり、また貴重な専業主婦を希望する男性として競争率も高くなるため、婚活・恋活に苦戦してしまう確率が高まってしまうことを認識しておきましょう。
また上記に述べた“専業主婦に向いているタイプ”に当てはまらない人が専業主婦になると、さまざまな壁にぶつかってしまうことも。
家事をするのが嫌いな人や苦手な人だと、「専業主婦なのだから」と家事をきちんとこなすことを旦那さんから当たり前のように求められ、つらい毎日になってしまうかもしれません。
収入源が夫の給料だけになるため、収入次第では家計のやりくりに苦戦することも考えておくべきです。夫が稼いだお金だからと、気を遣ってしまうことで自分の欲しいものやしたいことを我慢しなければいけなくなることも。
場合によっては、結婚した当初は専業主婦になれたとしても、家庭の状況が変われば再度働かなくてはならない状況になる可能性もあることを頭に入れておきましょう。
このような懸念事項やデメリットも踏まえた上で、本当に自分が専業主婦になることを前提として婚活するのかどうか、じっくり考えてみてくださいね。
まとめ
もし、ただ漠然とした思いで専業主婦に憧れているなら、一度その考えを改めたほうがいいでしょう。専業主婦ならではの悩みもあることを理解しながら、自分がなりたい妻の姿を想像してみてはいかがでしょうか。
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